速水奏論:クール属性1位への道Ⅰ―アイドルの人気の源を紐解く―
ごきげんようございます。きじろーです。
前回の台詞比較を見た方から「大学の講義みたい」って言われたので、それっぽいタイトルにしてみました(雰囲気)
今回は、「どうしたら奏さんをクール属性1位に出来るか」を考えるにあたり、
「そもそもどんなアイドルが愛されるのか?」
を考えてみたいと思います。
今回も遺憾なく主観丸出しですし、「あくまで弊社の速水奏の話ですから」ということを強く念押しさせていただきます。
また、別に1位にこだわってる訳ではないです。
ただ、他の属性上位ランカーの魅力も出さなきゃいけない楽曲に参加する奏さんが見たいんです。
tulipも咲いてjewelも、速水色がそこそこ色濃い楽曲だったので。
もっとcute色やpassion色が強い楽曲だとどんな顔を見せてくれるのか。
それだけが楽しみなので、正直総合の順位もさほどこだわりなく、属性ランクも2位でも3位でも良いです。
タイトルの都合上1位って言ってるくらいに思ってください。
では、すっかり前置きが長くなりましたので本題に入ります。
愛されるアイドルの条件1:ファンの対象が広い
類義語としては「万人受け」という言葉がありますね。
ディス用語のようにも見えますが、万人受けするってことはアイドルにおいて粗末にはできないことです。
恐らくデレステの中で「万人受け型」の最強は島村卯月ちゃんなんだろうと思います。
<万人受け型の特徴>
- 男性からも、女性からも好かれる要素がある。
- 学校の友達に居て欲しい、彼女にしたい、妹/お姉さんになってほしい、娘の勢いで可愛い、など様々な年代の願望に応えやすい年齢(と容姿)
- 庇護欲をそそる
- 適度な努力家(努力量を鑑みた時、あまり報われてないと尚良し)
- とりあえずよく笑う
上げてったらキリがないのでこの辺にしておきますが、特に大事なのはこれ。
- 男性からも、女性からも好かれる要素がある。
- 学校の友達に居て欲しい、彼女にしたい、妹/お姉さんになってほしい、娘の勢いで可愛い、など様々な年代の願望に応えやすい年齢(と容姿)
同性を味方につけると強い上に安定します
同性を味方につけられない子はやはり限界があります。
極端な話、女性アイドルは同性を味方につけちゃえば、自ずと異性も寄ってきますから。
この「女の子集めりゃ男も寄ってくるだろ」手法でファンを集めると、ファンの質は一時的に下がるかもしれませんが、知ってもらう機会は段違いに増えます。
そもそもその機会すら掴めない子とでは、人気上昇率は比べ物になりません。
もちろん知ってもらった後、どう繋ぎ止めるかはアイドル本人次第です。
しかし担当が同性からも好かれる要素があるということは、非常に幸運なのだと、応援する側はきちんと認識すべきでしょう。
そう。我らが速水奏もね!
何故速水奏は同性受けがいいのか。
女性ほど女性のビジュアルにうるさい生き物はいません。
男性に媚びすぎてても駄目。かといって美意識が低くても駄目。
「男のために化粧している内はお子ちゃまよ」
と仰るお姉さま(推定70代)の画像がツイッターでも人気になりましたね。
このことからも、現代の女性は、「自分のためにメイクもオシャレも楽しんじゃお☆」精神が強いと見受けます。
奏さんは162cmという女性としてはまあまあ背の高い部類であり、
黒髪ショートボブという髪型もあいまって中性的に見えるビジュアル。
この時点で「カッコいい女の子」好きな女子は一定数捕まえられますね。
加えて、私が「フェミニンおばけ」と称してやまないほど自分磨きを怠らない。
そう、あくまで「自分磨き」であることが大事。
中性的な雰囲気を醸し出しつつ、自分のためにより綺麗になろうとする。
そりゃ女性のハート鷲掴みなのも納得じゃのう(顎髭撫でながら)。
あと多分中の人の影響も十分あるとは思いますが、話ズレ過ぎるので割愛します。
幅広い年齢に対応できる強みは、間口の広さだけではない
ちょっと話が脱線したので戻ります。
様々な年代の願望に応えやすいということは、間口が広い。
これは当然ですよね。
でも着目すべきは、「間口」だけではないのです。
「今」「現時点」で、色んなファンの願望に応えられる。
年齢を重ねない2次元のアイドルにとってこれほど人気を左右するものはありません。
例えば現時点で小学生のアイドルは、「同級生に欲しい」「恋人にしたい」「お姉ちゃんにしたい」系の願望にはもうすでに応えられないですよね(一部の紳士の皆さんはちょっとお静かに願います)。
もちろんその逆で、すでに20代なかば以上のアイドルもある程度限定されてきます。
が。
その点「高校生」の強さったるや。
恐らく最も全年代の色んな願望に応えられる年齢なのではないでしょうか。(2次元においてね)。
そして「出会った時」の「出会い方」が様々だと、その後のフェーズも多岐に渡ります。
例えば「うっわ、こんな子と付き合いたい」と思う年齢の時に出会ったとします。
数年後、「もう手出したら犯罪になっちゃうけど、でも、やっぱこんな子クラスメイトにいてほしかったな」と思う段階に移行できます。
さらに数年後「なんかもうずっと見すぎてて妹みたいに思えてきた」って段階に移行し、最終的に「娘の領域」にまで移行可能です。
もしくは途中で「嫁にしたい」段階が入る可能性もありますね。
でも、これが小学生組だと「妹」か「娘」の段階から入るしかない人が圧倒的に多いでしょう。
そして、それ以上の段階移行はかなり幅が狭い。
まあ、言葉を選ばず言うと「飽きやすい」んですよね。
ファン自身の変化に対応出来るだけの「キャラとしての奥行き」が、年齢によってある程度狭められてしまいがちなんです。
上でも下でも、極端な数値割り振られていると。
(※もちろん全てのキャラがこれに当てはまる訳ではありません)
その点高校生~大学生ぐらいの年齢は、対応しやすい数値だと言えましょう。
しつこいようですが、全てのキャラがそうだとは言ってないですし、
私奏さんと文香さん以外だと、
礼子さんとか志乃さんとかみじゅきとか三船さんとかしゅがはとかあべななさんじゅうななさいとか大人組大好きですからね!
(※一人不適切なアイドルのお名前が盛り込まれていることを陳謝いたします。)
条件2:ファンが危機感を忘れない
万能に思える万人受け型アイドルですが、一つ大きな落とし穴があります。
それは全員から「そこそこ」愛される子になってしまいがちということです。
そう、アイドルにおいて一番怖いのは「もう俺が応援しなくても大丈夫だよね」と思われること。
「好きは好きだけど、俺が応援してあげないと駄目な子が他にいるんだ…」
みたいな状況が一番厄介。
他のファンからは「Aちゃんはあんだけファン抱えてるから余裕でしょ」と見えるのに、実際のAちゃんファンの何割かは、Aちゃんに対して本気を出さない(出せない)。
これは非常に怖い。
現に第一回~第三回総選挙では安定して20位台に入っていた奏さんは、ボイス実装、CDデビューを果たした直後に第四回総選挙が始まり、46位にまで落ちてしまいます。
「声もついたし、大丈夫だろ」
「CD出たばかりだし、ファン増えただろうし、大丈夫だろ」
そんな油断も大幅ランクダウンの一因ではないでしょうか。
「~~だから大丈夫」なんてことは絶対に有り得ません。
「でも卯月ちゃんは第五回で見事1位獲ったやんけ」って声が聴こえてきた気がします。
卯月ちゃんの場合は、まず第三回の時に20位台から4位への超ジャンプアップが土台だと見受けます。
「頑張ったけどTOP3に入れてあげられなかった…」と悔し涙を飲んだPも一定数いたと推測される順位ですね。
からの、第四回の時の6位。属性3位のギリギリ滑り込み。
アニメでヒロイン張っての順位としては中々に危ういランク。
アニメであんなヤンデレの素養辛い試練を乗り越えて見せた後でのこの順位は、担当Pとしては相当痛かったんじゃないでしょうか。
「うわぁ…この時島村Pじゃなくて良かった…SAN値やばそう…」
と他人事ながら心配になるほどのシチュエーションが揃ってますね。
これだけファン全員が危機感を覚える状況じゃないと総合1位にはなれないのですね。
現にニュージェネの三人は上がったり下がったりの幅が大きいです。
第六回の時の渋谷Pのお財布とメンタルが今から心配でなりません。
(第五回で、NG唯一TOP10入り果たせず、しかも属性3位以内にも入れなかった)
修羅や…。修羅の国や…。
ここで改めて、もう一度言いますね。
「~~だから大丈夫」なんて有り得ません。
そしてもう1つ言いたい。
1人が10万円出すファン層のアイドルより、20人が5,000円出すファン層のアイドルの方が強いんです。
「今年のブームはここか?」と祭りに乗りたがる層を囲えるから。
かく言う私も第5回の時はレイナサマPでした。(突然の告白)
安心の圏外過ぎて中間発表まではレイナサマに全つっぱしてましたが、中間発表後は「今年は三船さんブームか」と思って、適当にぽちぽち三船さんにも投票してました。
このブログをご覧頂いている方は、学生さんもいらっしゃるでしょう。
だから、無理は言いません。
ただ今日から毎日40円貯金してくれたら、3月頃には6,000円ぐらい貯まってます。
40円でいいです。
どうか奏さんの為に今日から40円貯金始めてみてくれませんか。
どうぞよろしくお願いします。
あ、私ですか?
私は汚い大人なのでゴチャゴチャ言わずに
【冬のボーナス】福沢諭吉 ってSSRカードを温存しておく作戦です。
一旦、終わり。
また無駄に恐ろしく長くなりそうなので、一旦ここで切りますね…(ゼーゼー
次回は今回の内容を踏まえて
「高垣楓ってすごない?」
ってお話から入りたいと思います。
どうでもいい補足ですが、私はその昔三次元アイドル沼にもおりまして。
「次世代エース」って呼ばれた子たちを何十人と見てきました。
そして定番センターの前に、何人もの「次世代エース」が消えて行ったのも見てきました。
「NEXT LEGEND」で喜んでちゃ駄目なんですよ!(ブワッ
大人の言う「次世代」だの「NEXT」だのは、なんも信頼しちゃ駄目なんだからね!!
どうぞ奏さんをよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
ごきげんよしのーん。