モバマスとデレステでの台詞比較―速水奏・通常R―
ごきげんようございます、きじろーです。
今回はずっとやりたかった、台詞比較企画です。
予め言うと、私はデレステから速水奏というアイドルを知った新参者です。
散々デレステでの奏さんのイメージがついてから、初めてモバマスの奏さんを見たPです。
意外と印象が異なるなと感じたので、主観たっぷりに比較してみようと思いました。
つまり。
弊社の速水奏の比較であって、御社の速水奏とは異なる場合があるよ!
気をつけてね!
ってことです。
あと、話の都合上、ネタバレ要素めっちゃあります。
ワクワクしながら見たい人は全部モバマス・デレステ上で見てからにしてね!
というわけで。
今回は、皆が「あっ、速水奏ってそういえば女子高生だったね」ってなることで有名(?)な通常Rの奏さんの台詞比較です。
まずは、モバマスでの台詞がベースなんだろうけど、デレステではアレンジ入ってるものから比較。
モバマスベースの台詞比較
【2016/10/23 19:30追記部分開始】
デレステから入ったP向けに一応書き足します。
モバマスでの初登場は2012/08/07。
デレステではゲーム自体の稼働開始時(2015/09/03)から。
実に3年以上の差があります。
【追記部分終わり】
<速水奏と、「勝負」>
奏さんが自信家な性格であることを印象づける台詞。
注目すべきは「私ってぇ~何でも出来る人じゃないですかぁ~?」みたいなナルシスト感が無いこと。
「勝負」に関する台詞が4つもあるのに「勝つ」って単語は出てこないのは何故か。
この勝負…唇でも賭ける?
自分が勝ったら報酬としてキスをねだれるし、負けたら「代償はこの唇で」ってキスをねだれるヤツですよね。
デレステの方が「女」出してきてる感あるように見えますが、モバマスの方が、「どちらにせよ自分の狙い通りの未来を引き出そうとする」という「女」感あるようにも思えます。
「さすが速水、策士」と見るか。
「絶対に勝ってみせると言い切れない、どこか不安を抱えている子」と見るか。
それはPさん次第。
<速水奏と、「視線」>
モバマス | 視線、気づいてるんだから!/ねぇ…見てて。隅々まで見てよ |
デレステ | じっと見て、どうしたの?告白でもしたい?ふふ、冗談♪/Pさんに見られると、自然とわかるのよね/ 見守ってくれてるのよね。それがわからないほど鈍くないわ、私/ アイドルとしての私、ちゃんと見ててね。それがプロデューサーの責任よ |
結構差が出ている台詞。
モバマスの方が、「見てもらいたい」という気持ちが強い。
デレステの方が、「見てくれてるの分かってるよ」というニュアンスで視線の話を出してきます。
私が、「モバマスの方が、何か少女っぽい…」って感じた部分その1でもあります。
モバマスの方がなんだか不安げな雰囲気醸し出してきます。
デレステの方が、「自分が注目を浴びる側の人間」であることを理解していて、その上で、Pさんの視線はただの「注目」ではなく「見守り」であるとも理解している感じ。
自信と感謝と信頼が備わっている様子ですね。
アイドルとしての私、ちゃんと見ててね。それがプロデューサーの責任よ。
アイドルとPという関係に信頼が生まれていると見るべきか。
ビジネスパートナーとしてPを見ていて、きちんと仕事と向き合う気持ちが強くなったと見るべきか。ちょっと悩んでます。
<速水奏と、「高校生」>
速水奏の口から「学校」って単語が出て来ると、ちょっとビックリする私です、こんにちは。
通常Rに限定すると、デレステの方では「学校」という単語は出て来ないんですよ。
だからどうしてもデレステから入ったPは、「速水奏が高校生である」という意識が薄いんですよね。
だってSSR持ってない限り、高校生であること匂わす台詞ないんだもん。だもん。
一夜漬けで振り付け覚えたわ…
「一夜漬け」って単語も、高校生らしくて良いですよね。
大人になると「完徹」だの「突貫」だのって言葉に変わりますから。
真面目であると宣っているのに、振り付けを一夜漬けで覚えようとするあたりも、非常に高校生みがあって良い。
「…ったく!早めに範囲教えといただろ?」
って出席簿で頭ポンって叩いてやりたくなるヤツですね(あ、これ妄想です)。
<速水奏と、「恋愛映画」>
「モバマスの方が少女っぽい」って、分かってもらいやすい違いではないでしょうか。
モバマスではあくまで「恋愛映画ってなんだか気恥ずかしい…///」みたいな高校生らしさが溢れる雰囲気の台詞でした。
が、デレステになると「恋はするものだから、作り物の、お伽噺みたいな恋なんて恥ずかしいだけだわ」みたいな
高橋か。
っていう雰囲気になって来るんですよ。
奏さんには可愛いにゃんこのままでいて欲しいので、女豹路線は回避してほしいところです。
尚、女豹の奏さんもやぶさかではございません。ええ。ございません。
<速水奏と、「鈍感」>
一見、今までの台詞に比べると、ベースに忠実なように見えますね。
いやいやいやいや。
ところがどっこいすっとこどっこい。
*それぞれの台詞を展開してみよう!*
*モバマス
奏「もう、鈍感ねぇ…(ボソッ」
P「はい?なんでしょうか、速水さん。何か言いましたか?」
奏「…何でもないよ」
*デレステ
奏「鈍感なのって罪ね」
P「…聴こえてるんですが」
奏「うん、聴こえるように言ったの」
*デレステのPは武内Pとは違う件*
モバマスのPは武内Pに近い雰囲気がありますよね。
が、デレステの方は敬語にしても武内P感が全く出ない。
っていうかこれ、どういう状況なんでしょうか。
これが「ハゲって夏だと眩しいのね」「聴こえてるぞ💢」「聴こえるように言ったのよ」なら分かる。理解出来る流れ。
でも「鈍感ね」「聴こえてるぞ」だと、一気に状況が分からなくなりますね?
もし完全に無自覚だったら
「鈍感ですか…。自覚は多少あります。申し訳ありません」
もしくは
「鈍感、でしたか。どこかでしょうか?」
という風になるのが普通なのではないでしょうか。
ここに関しては先輩P諸氏のご意見賜りたいところであります。
<速水奏と、「緊張」>
こちらもモバマスの方が、
「まだ、アイドルとしての実績がなく、不慣れである」
という状況をきちんと汲んだ台詞になっていますね。
デレステは、「モバマスですでにデビューしていて、数年の実績があり、デレステの方にも出るようになった」っていう、多少の時間経過が盛り込まれているのでしょうか。
あのね、私だって触られると緊張するんだけど…
この台詞は、画面タップ時に発動台詞で仕事云々は関係ないのですが、私の中の
「速水奏、自分が押す分にはいいけど、押されるのには弱い説」
の根拠の1つです。
ご褒美にキスしろだの、あなたの唇でふさいでくれてもいいんだけどとか言うくせに、触られると緊張するって何やねん!(ダンッ
この辺が違うんですよ。高橋とは。(※私は礼子さんが大好きです)
<速水奏と、「歌」>
はい、出ました。
一見忠実に見えて、だいぶ意味合いが違うシリーズ第2弾。
モバマスの方は、「歌」が好きと言っています。
あくまで「歌」ですので、聴く方も含まれていますよね。
歌を聞いてて気持ち良いと感じること、ありますあります。
一方で、デレステの方は「歌う」方に限定されています。
この事からも歌った経験がある程度積まれているように見えますね。
あと「キスと同じくらいに」と、キスが比較対象として出て来ています。
この辺が、モバマスからやってるPが「デレステの奏さんはなんかちょっと違う」と感じる部分でしょうか。
モバマスの奏さんからは、キスをした経験があるようなニュアンスは出てこないんですよね。
(※私はまだ、全部を持ってない弱小Pなので断言は出来ません。)
でも、気持ち良さ等の感覚の比較対象として出すには、した経験がないと出せないだろうと思う人もいるでしょう。
極端な例ですが、小学生が、「ふわー!楽しいー!お酒で酔っ払った時と同じくらい!」って言い出したら「飲んだことあるのか?!」ってなりますものね。
ただし、「ただの知ったか」である可能性も多いにあります。
私が、
「東京の夜景も捨てたものじゃないよ。そう、ニューヨークにも劣らないくらい」
と、アメリカに行ったこともないのに口走ったのと同じ可能性があります。
(恥ずかしくて死にたい)
私の「何かすごいもの=あめりか!」っていう発想と同じノリで
奏さんも「気持ち良いもの=キス」って思っている可能性だけ提示しておきます。
<速水奏と、「信頼」と「期待>
モバマス | P、私を信じてくれたら1番にしてあげる(前)/ 私もPさんを信じるから。女の期待、応えてみせてよ(前)/ 次は私の番…期待、応えてあげるからね!(後)/ |
デレステ | 気づいたんだ。この人は、本気で私がアイドルになれるって信じてるってね。(中略)だから私、あなたの期待に応えてみせる。(前)/ 期待に応えてあげるから、ステージを楽しみにしていて!(後)/ 私はまだまだだと思うの。あなたから感じる期待は、こんなものじゃないって思うから。(後)/ 私をアイドルにって思ったあなたの期待に、応えてみせるよ(後)/ 期待に応えたい…思わされた時点で、私の負けね(後)/ |
デレステPの期待やばない?
ここで注目したいのは、モバマスの時は「私を信じて」といった台詞が出て来るのに、デレステには出てこないというところ。
「私を信じて」って言っている時には、期待に応えるってニュアンスの台詞が少ない。
でも、「信じて」って言わなくなったら、鬼のように「期待に応える」って言いまくる。
奏さんは、期待を寄せられることが、そしてそれに応える事が、キスよりも好きなのではないでしょうか。
がっかりされることが何よりも嫌い。
そう考えると、彼女の美意識やプロ意識の高さが、言葉の端々に出るのも分かる気がします。
モバマスの方にしか出てこない台詞
やっとここまで来ました(息切れ)
9割ぐらい独り言のように書いてますので、好きな時に離脱してくださいね。
プロフィールコメント
あなたが私の…? ふぅん、私をアイドルに…うーん、どうしようかなぁ。そうねぇ…じゃあ…今、キスしてくれたらなってもいいよ。
どう? …なんてね。ふふっ! プロデューサーさん、顔が赤いよ?(特訓前)
あなたの望んだアイドルはいかが? ふふっ、私としては悪くないかな。うん…歌いたい気分になるくらいにはね!
次は私の番…期待、応えてあげるからね! それとも、お返しはキスがいい? ふふっ!(特訓後)
ここから私が読み取ったのは、
- 別に最初からアイドル志望だったわけではない。
- でも割とすぐ乗り気になった。
- あくまで「Pの望んだアイドル」になろうとしている。
- 「望んだ姿」になったのは自分の力ではなく、Pの力だと理解している。
- キス魔キャラは、「TV用のキャラ」ではなく、自前である。
ということでしょうか。
あと、モバマスのPはなんぼほど理性的で紳士的なんだってことでしょうかね。
親愛度コメント
特訓前
○○さん、何か欲しいモノある? 私の唇以外で…ふふっ!
色々言ったけど、女は嘘つきなの。これを私が言う意味…わかる? ふふっ、せいぜい一晩悩んで寝不足になっちゃえばいいのよ!
「こ~ぉの小悪魔ちゃんめ!」
って気持ち悪い言葉を、スマホに向かって呟いちゃったPとは私のことです。
ちなみに、「女は嘘つき」という言葉の意味、先輩諸氏はどれだと思いますか?
- Aパターン:さも恋愛経験豊富なような振る舞いをしているけど、本当は違うの。
- Bパターン:さもあなたに恋してるように見せかけてるけど、どうかしらね?
- Cパターン:あなたには色んな私を見せた…と思ってるでしょ?でも全部嘘よ。
個人的見解は、まっとうに見ればAかな、と思いつつBだと嬉しい(Mの顔)
特訓後
○○さん、ありがと。純真な乙女の感謝、受け取ってよ!
○○さん、いつか、私に出会えてよかったって心底思わせるわ。その時はキス以上のモノをあげる!それまではコレで我慢ね!
純真とは?
でも少なくとも、モバマスの奏さんは自分のことを純真な乙女だと思ってるようです。
このことからも、やはりただの耳年増なだけではないか説を推して行きたい次第。
その他
…優しいなぁ。そのせいで傷つく人もいるのに。…ひとりごとよ
珍しく(?)奏さんの方が振り回されているような台詞です。
やはりまだ初期だからか、「速水奏」として未完成なのでしょうか。
ねむ…キスされたら目覚めるかも
「ねむ…」って。(ダンッ
唐突に高校生らしい物言いするのやめてくれませんか、って私の心臓からクレーム入ってます。
誰にでも優しいのは傷つきたくないからよ。…あ、コレ一般論、ね?
先程も言った通り、まだ「速水奏」が未完成だからか、ついつい本音を口走ってしまう模様。しかし、これも「女は嘘つきだから」に含まれるんでしょうかね。
これでまんまと「俺には弱い所見せてくれる…」とか思うと騙されるんでしょうか。
ご褒美ですね(真顔
Pさん、デートしましょ。たまには息抜きも必要でしょ
この息抜きはどっちにとってのなんでしょうかね。
もし、「アイドルだって息抜きが必要だもの。だからデートしましょう」なら、何度も言いますが、速水奏の未完成ぶりが表れているように感じました。
Pさん、手…ぎゅっ。人の温度もたまにはイイでしょ?
だから、唐突に10代っぽい口調になるのやめてって私の心臓から苦情来てるつってんでしょ!
デレステの方にしか出てこない台詞
正直めっちゃありすぎて一個一個書いてくと大変なので、印象的なのだけ抜粋します。
全容が知りたい方はデレマス攻略まとめWikiさんの方からご確認くだせぇ。
ご褒美にキスが欲しいところね(LIVE成功時・スコアSで)
デレステを始めて間もないころ。
いつの間にか居た子で、クール勢が少なかったのでとりあえず編成に組んだのがキッカケ。
ボイスない子だとライブ前後さみしいなって思って奏さんをセンターにしたんです。
そしたら上記の台詞が聴こえてきたんです。
何言ってんだこいつ(真顔
正直、そう思いました。
でも、その時私には空前絶後のTrancing Pulseブーム(クール曲)が来てたのです。
ずっとずっと「ご褒美にキスが欲しいところね」って言われ続けたら段々
相変わらず、何言ってんのこの子…(微笑み
に変わっていました。
私を沼に突き落とした一言として思い出深い台詞です。
恋愛とポーカーって似てるのかも…ふふ、負ける気はしないわね!
何言ってんだこいつ案件その2。
ホント、じわじわクセになっていったんですよね…。
ねぇ、私の気力が充実してるの、わかるかしら。LIVEしたい気分なの(スタミナがMAXの時のホーム画面)
私の中で奏さんは優等生説が濃厚なのは、この台詞が発端です。実は。
「LIVE」のイントネーションがね、「ラ↑イブ」なんですよ。「ダイブ」と一緒。
でも多分、東京の普通のJKなら「ラ→イブ」って平坦なイントネーションで言うんです。「だいぶマシ」の「だいぶ」と同じイントネーション。
単語単体では「ラ↑イブ」で正解なんですけど、文章で言う時には「ラ→イブ」が普通なんじゃないかと思うんですよね。
TVでアナウンサーが「**会場とラ→イブ中継で繋がっております」って言ってたから多分。(最近のアナウンサーはあまり信用ならないですけど)。
なので、何でも略して、何でも平坦なイントネーションで言う今時のJKとは違う、優等生な速水奏説を推していきたいと思います。
(誰ですか、飯田氏の声優としてのキャリアの可能性云々の話してるのは)
うん、今までの積み重ねがしっかり結実した感じ。見てて頂戴(レッスン完了時)
結実って言いにくいよね、分かる。(それだけ)
髪型?ロングだったころもあったけど…昔の話かな(ホーム画面タップ時)
ロングだったらこんなに気にならなかっただろうなと思うので、ショートでいてくれて良かったです。
ショートなのにちゃんと女の子してる奏さんが好きです(小並感)
私はいつまで、演じ続けられるのかな
モバマスの時よりは出てないですが、やはり通常=初期奏さんは、時々ポロッと弱音を零しますね。
でも、モバマスと比べると、不安よりも、「偶像」と「自分」との乖離に疲れてしまいそうな雰囲気の発言に見えます。
モバマスだと単純に芸能界・アイドルという未体験ゾーンへの不安を抱えている17歳の女の子のように感じますが、デレステの方はもう求められていることはある程度理解していて、それを自分が出来ていることも分かった上で「どこまで出来るのか」という
プロの不安
に変わっている気がします。
終わりに
疲れた…。
ここまで読む人いるのかどうか分からないですが、いたのなら御礼申し上げます。
また時間がある時にでも今度はSRの方で台詞比較やりたいと思います。
ちなみに弱小P過ぎて、そしてデレステ始めるの遅すぎて、どっちもまだ持ってません(涙目
これをうっかり読んでしまった奏Pではない人で、「もうモバマスの方は全然やってないんだよなー」って人で、[蒼翼の乙女]速水奏をお持ちの方は是非ご一報ください。
ちょっと交渉しましょう(真顔
神のような協力者様が現れるか、ボーナスが5ヶ月分ぐらい出たら、SR比較やりますね。
それでは、ごきげんよしのーん。
【2016/10/23 19:37追記】
某先輩P氏からご指摘いただきました。
全然やってなくて持っていないためすっかり存在を忘れて失念しておりました。
ぷちデレラでも様々なエピソードや台詞がありましたね。
しかし、奏さんのぷちデレラが実装されたのは、
2014/11/28
モバマスのカードで言うと
「追憶のヴァニタス」以降
「CDデビュー」以前
ということになります。
初登場時(2012/08/07)から2年以上経っていることも踏まえて、
ぷちデレラの台詞もSR比較の時にやりたいと思います。
ご了承ください。