黄二郎と百合のタネ~ありがとうCSF~
ごきげんようございます。
きじろーです。
昨日はデレマスオンリーCSFに参加してまいりました。
新刊無事出せたよー!って喜びに勝る出来事がたくさんあったので、備忘録という名の自慢話をしようと思います。
あ、もう一回いいますね。
自慢話です。
めっちゃ声かけてもらった
本出すの3冊目だからでしょうか。
それともツイッターで散々うるさいからでしょうか。
「いつも見てます」とか
「新刊楽しみにしてました」とか
「ブログ読みました」とか
耳から脳みそ出るかと思うぐらい、嬉しい言葉をたくさん掛けてもらいました。
本当にありがとうございました。
嬉しいこと言われると、人ってこんなにナチュラルにポジティブになるもんだなと体感できました。
女の子率高かった
奏さんのファン層のせいなのでしょうか?
それとも横浜っていうオシャレタウンのおかげ?
多分ウチの本買ってってくださった方、女性が半分ぐらいでした。
某スペースにいた時子様の豚Pさんが
「今回、女子が3人も来たの!すごい!」
って言ってて、逆に驚いたんです。
「えっ…私、女性が何人来たかなんて数えられてない…」
って。
ファン層の違いを思い知った瞬間でした。
いいだろー!
女の子にはにかみながら「楽しみにしてました…///」とか言ってもらったんだぜー!
(露骨な自慢
一番の自慢話:10年越しに百合のタネが咲いた事件
実は私10年ぐらい前に、
「全国女子百合化計画ラヂヲ」
っていうとっても頭悪いラジオをやってました。
全国の女子は皆女の子と付き合えば良い。
全国の女子が皆女子と軽率に百合百合する世界になればいい。
そう思ってやってたラジオです。頭悪い。
その割には、真面目に百合作品紹介したりしてたんですけどね。
百合にどハマりして、溢れるパッションがスパークしてた時期なんだとも思いますけど。
そんなラジオをやってた頃から約10年ぐらいたった今。
アイマスとかデレマスとか、多分よく分からないであろう女の子が、「あのラジオやってた黄二郎がイベントに出るらしい」と知って、わざわざ会いに来てくれました。
「サインください」って新刊の表紙裏にサインを書くよう言われたり、「お名前聞いてもいいですか?」って聞いたら、フルネームで本名名乗ったり、恐らく二次創作界隈には馴染みがないのであろうと推測される子が、です。
黙ってたら絶対オタクに見えないような子が、です。
私のやってたラジオを聞いて、百合を好きになってくれて、恐らく初めてだったであろう同人誌即売会にまで足を運んでくれたんです。
これだけでも爺さんティッシュ一箱じゃ足りないぐらい泣けるんですけどもね。
これだけじゃないんです。
一回本を買って、帰っていったと思ったら2時間後に戻って来て、
「さっきお伝えしたいこと、全然言えなかったので、手紙にしたためて来ました」
って言ってお手紙くれたんです。
あ、もっかい言いますね?
「したためて来ました」
って。
古風か!!!!!
平成だぞ!!!!!
乙女か!!!!!!!!!!!
テーブル挟んでて、本当に良かったです。
危うく抱き締めるところでした。通報されるところでした。
ラジオ聞いててくれた当時、うら若き女子高生だった女の子は、メールを送る勇気すらなかったそうです。
それが行ったこともない即売会に参加し、本人に直接会いに来るくらいの勇気を持てるお年頃になって、
そして、「百合っていいですよね!」って言ってくれました。
…なんて…立派な百合女子に育ったの…
って10年前の私がばら撒いた百合のタネが、綺麗に咲き誇っているのをこの目で見ることが出来ました。
アフターで一緒に居た友人から「爺ィ!!未成年(当時)の人生変えてんじゃねーよ!!!」って怒られました。
「そ、そんな大げさな…」とは言えませんでした。
確かに、10年前、私が撒いたタネです。
それでもあんなに可愛く、そして立派な百合の花が咲いたのだから許してください。
人生、何でも全力でやってみるものだと思いました。
少なくとも、この世に一人、
「10年前に馬鹿みたいなラジオをやってたヤツのことを忘れないでいてくれて、しかも知らないジャンルのイベントに足を運んじゃうぐらい百合が好きな女の子」
を生み出せたのです。あのラジオは。
私のラジオの力だけではないと思いますが、その一端を担えていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
好きなものは、「好きだ!」って、これからも元気にめいっぱい叫んでいこうと思います。
強い想いを発信すれば、必ず誰かに届いて、最終的に自分に帰って来て、そして自分を強くしてくれるんだと。
「応援してます」とか「楽しみにしてました」って言ってくれた皆様全員から教わりました。
本当に、昨日一日は嬉しいことだらけでした。
ありがとうございました。
あと、あのお手紙くれたお嬢さん(言い方キモい)へ。
お返事の宛先がなかったので、いつかまた何かの偶然でここを見つけてくれると祈って、ここにお返事を書きます。
まず、本当にありがとうございました。
当日分の勇気も嬉しかったですし、ラジオやめた後から今日まで覚えていてくれたその時間全てが嬉しいです。
お手紙の中で「ラヂヲ」って表記で統一されてる所にとても愛を感じました。
本当に、楽しく聞いてくれてたんだなって。
語彙力の無さがこんなにもどかしいこともなかなか無いです。
職場にオタクが多くて、会社バレが恐ろしすぎてWEB上に公開することは出来ないですが…。
ニートになった暁には、もう1回ぐらいやりたいなと想います。
あの頃、寝不足になってでも動画編集したりラジオのネタ考えたりしてた時間が、全て報われたような気持ちになりました。
媒体は変わってしまいましたが、計画自体は諦めたわけではありません。
全国女子百合化計画が完遂される、その日まで。
私は百合が好きだと叫び続けますので一緒に百合のタネをばら撒いていきましょう。
あの日、伝えに来てくれて、本当にありがとうございました。
一緒に来てくれていたお友達さんにもよろしくお伝えください。
黄二郎より。
っていうのが、綺麗なきじろーさんの見解です。
ここからクソ百合ヲタなきじろーさんの見解に入ります。
どうか見ないで下さい。
そもそもね?
ウチのスペースの前を通る女子は基本的にガン見してたし、それが女子二人だと余計ガン見してたわけね。
私、知ってるの。
YOU達が一回ウチのスペースの前通り過ぎたの。
ショートカット女子(Aちゃん)とロング女子(Bちゃん)が並んで歩いてる=百合だ!ヒュゥ!
って思いながら見てたもん。
それがまさか私本人直撃型の百合爆弾だったなんて思ってなかったけど。
そしてウチのスペースに来てくれて、まさかのBちゃんの「サインください」にテンパってたけど、Aちゃんの方が、
「この子すっごいファンだったんですよー」とか
「私にも勧めてくれて一緒に動画見てましたー」とか
言ってるの聞いて
このボタン、めっちゃ連打しました。
なにその「ウチの子」感…。嫁?嫁なの…?
って思ってました。
ホントまじで舌の付け根ぐらいまで「付き合ってるんですか?」って質問が出かかりました。
一緒に飯食ってた友人から「なんで聞かなかったんだよ!使えねぇ爺だな!」って怒られました。
でもキラキラした目で私に会いに来てくれたBちゃんを、優しい姉のような目で見守ってるの気付いてたからな!
そして、2回目に帰って来た時、Bちゃんが、
「言いたいこと言えなかったので、友人の勧めもあって、お手紙を…」
って言った瞬間も、
(今、友人のってわざわざ強調したね?)
だったし。
極めつけはコレ。
A「この子、きじろーさんのところ行く前にメイク直してましたからねwww」
B「何で言うの?!?!?!!??!////」
会いに来てくれただけじゃなくて、私の目の前で百合百合してくれるなんて、本当に女神からの贈り物だったんじゃないかな…。
百合の女神が遣わしてくれた天使×2だったんじゃないかなって思いました。
本当にありがとうございました(合掌)。
嬉しい気持ちだけは純度100%本当に嬉しかったんだよ…。
でも脳みそがね…こういう作りになってるの…。ごめんね…こんな人のこと10年も覚えててくれてごめんね…。